皮膚科

蕁麻疹

蕁麻疹(じんましん)とは

強いかゆみが起こり、 皮膚がみみず腫れになる病気です。
強いかゆみとともに、皮膚が蚊に刺されたようにみみず腫れになって数時間で消えます。
また、この反応が繰り返し起こり、慢性化して1ヶ月以上も続くことがあります。

蕁麻疹の画像

蕁麻疹の原因

食物や薬物などのアレルギーで起こったり、ハンドバックのベルトによる圧迫などの物理的刺激、温かさや冷たさなどの温熱刺激・日光・精神的ストレスなど多種多様です。

治療について

膨疹、赤み、かゆみを引き起こすヒスタミンの働きを抑えるお薬を用います。これらのお薬は速効的な効果をもつため、じんましん治療には欠かせません。副作用として「眠気」があります。

症状の激しい急性じんましんや、特殊な症状を示すじんましんに対しては、ステロイドの内服を投与する場合もあります。

※薬はすぐに中止せず、医師の指示に従い、徐々に服用回数を減らして、じんましんが出ない状態をしばらく続けることが必要。

対策について

  • じんましんができる原因を避けましょう。
  • 原因となった食物(例えば…魚・肉・卵など)をさける。
  • 薬、感染症で発疹が出ている場合は、それらを避ける必要があります。
  • 規則正しい生活を送り、休息・睡眠を十分に取りましょう。
  • ストレス解消につとめましょう。
  • 暴飲・暴食を避けましょう。
  • 香辛料・刺激物・アルコール類はかゆみを増悪し、じんましんを悪化させることがあるので制限するようにしましょう。
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